Home > SEO > 知識がない人がコンテンツを作るときにチェックする4つのポイント

知識がない人がコンテンツを作るときにチェックする4つのポイント

  • 2012-10-09 (火) 7:00
  • SEO

この記事の所要時間: 54

知識がない人がコンテンツを作るときにチェックする4つのポイント

photo credit: Kalexanderson via photopin cc

中小企業のSEO担当者では、コンテンツも自分自身で用意しなければいけません。

コンテンツと言っても、
日々のスタッフブログやサービスブログの更新などの軽いものではなく
グローバルナビ内に含まれるようなコンテンツのライティングも必要に応じて行います。
というか、それが中心だったりもします。



そのような大事なコンテンツは、
本当は事業を統括している者や事業に深く関わっている者に書いてほしいのですが、
中々そうもいかないことが多いSEO担当者、ならびにweb担当者が
多いのではないでしょうか。

では、SEO担当者、Web担当者が事業に詳しくない立場の場合、
どのようなコンテンツにすればよいか、
何を書いたらよいのか、
どのくらいの情報量にするべきか、
何か斬新なアイデアはないか、
と、考えてしまいがちです。
コンテンツ案を作成するのにも時間がかかってしまいます。

そんなサービス、業務に詳しくない人がコンテンツを作るときに
最低限チェックしておきたい4つのポイントとして
まとめてみましたのでご紹介いたします。

知識がない人がコンテンツを作るときにチェックする4つのポイント


1、サービスのUSPを洗い出す

※USP…Unique Selling Proposition

まず、自社の強みを把握し直します。
ここでは、時間をかけて明確にUSPを決定する必要はないかと思います。
明確にわかっていることに、こしたことはないのですが、
時間をかけすぎず、思うがままに列挙していくのが、
後々において望ましいように感じます。

2、他社サービスのUSPを洗い出す


自社サービスの全体像がイメージできたところで、
一度、自社サイトから離れ、競合他社のサイトのコンテンツを閲覧し、
自社の強みとのバッティング範囲は、どの程度なのか把握していきます。

そもそものターゲットが違うのであれば、おのずとUSPは異なる可能性が高いですが、
ターゲットが近いのであればサービスメリットや価額を比較していきます。

この比較を行う際は、自社サイトとの違いを明確に打ち出していきます。
自社で明確な強みをあげることができなくても
他社のサイトと比較することで、違いが浮き上がってくるものが多いです。
自社のUSPを洗い出す時に時間をかけない方がいいと感じているのは、
この部分が大きいためです。

普段、自社サービスばかりに触れていると、どうしても視野が狭くなりがちになります。
視野が狭い状況であれこれ見渡しても、効率が悪いどころか、
見つけられるものも見つけられなくなってしまいます。
それでは、もったいないので客観的になることも大事だなと感じています。

この時点で圧倒的に負けているポイントがあるのであれば
自社サイトのコンテンツ内では、
表現しないor控えめに訴求するor逆手にとり、表現方法で訴求する、
などの手段をとることができます。

勝っているポイントがあるのであれば、
自社サイト内では目立つような表現で訴求する項目として判断することができます。

3、コンテンツの情報量


どんなに競合他社より勝っているポイントが多かったとしても、
勝っている部分だけを表現するだけではコンテンツとしては弱くなってしまいます。
だからといってむやみやたらに情報を追加するのではなく、
ユーザーに対して有益な質の高い情報を情報量として表現する必要があります。

ユーザーにとって質の高い情報とは、
ユーザーの悩みや問題などの、「コンテンツを閲覧することになった理由」が、
質の高い情報の1つとしてあげられます。

なぜ、そのコンテンツを探さなければいけなかったのか。
その理由を考えた上で、自社の強みと掛け合わせて質の高い情報として表現していきます。

4、コンテンツの見せ方


最後に見せ方も重要です。
USPを元に競合他社と比較し、
ターゲットとなるユーザーにとっての質の高い情報をコンテンツにしたところで、
見えづらかったり読みづらかったりするのでは、宝の持ち腐れです。
例え、競合他社のサイトが情報の質、量ともに劣ったとしても、
上手い表現方法や見せ方がないか、注意深く確認していきましょう。

チェックをしたら、まず行動を


上記4点のチェックポイントを確認するだけでも、
作成するコンテンツ、作成しなければいけないコンテンツの全体像が見えてくるはずです。

あとは、はじめから完璧なコンテンツを作成していこうと意気込まないで、
60%ぐらいの完成度を目標にコンテンツの下書きをおこない、
ブラッシュアップし完成に近づけていくのがよいのではないでしょうか。

今回は、知識の少ない担当者がコンテンツを作るために、
他社のコンテンツを切り口に参考にしていくという手順でしたが
他社を含め、Web上にコンテンツが存在するかという基準はとても大事です。

Webの世界でよく耳にする言葉で、「最速か最高か」という言葉があり
競合他社サイトにないコンテンツを作成することができるのであれば、
同じ業界でサービスや商品について探すユーザーにとっては
最速でコンテンツを提供することが可能ですし、
すでに競合他社サイトに作ろうとしているコンテンツがあるのなら、
さらにその上にいくことができるようなコンテンツを作成することで、
ユーザーにとっては最高なコンテンツとなりえます。

知識が少ないからといって最高なコンテンツが作れないわけではありません。
お客様視点で自社と他社を比較し、コンテンツを比較していくことが、
最高なコンテンツを作る第一歩になりえるのではなるのではないかと感じます。

Home > SEO > 知識がない人がコンテンツを作るときにチェックする4つのポイント

ad
ad
Get Adobe Flash playerPlugin by wpburn.com wordpress themes

Return to page top