- 2014-01-14 (火) 8:00
- Google Webmasters Tools
この記事の所要時間: 約 1分58秒
正月明けの発表だからなのか、今までのウェブマスターツールにおける検索クエリが概算のため使われていなかった機能なのか、は謎なところですが、あまり話題になっていなかったのでポストしてみます。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: ウェブマスター ツール「検索クエリ」機能が改善されました
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2014/01/search-queries-not-rounded.html
検索クエリごとに表示回数、クリック数などが概算表示から詳細表示へ
検索クエリ機能を使ったことない、いまいち内容がわからない方のために、この機能の内容を念のために説明させていただきますと、この機能では、指定された期間内でGoogleの検索結果にサイトが表示された時の検索クエリを確認することができます。その検索クエリも表示回数と実際のクリック数、表示におけるクリック率に平均掲載順位まで確認することができる機能です。
このデータを過去 90 日間でしか確認することができないという縛りこそありますが、アクセス解析ツールで確認することができる流入キーワードとは違い、サイトへ流入していない検索クエリにおいても検索結果にサイトが表示さえされていれば、実際に検索されたキーワードを検索クエリとして確認することができます。検索連動型広告で入札したキーワードの表示回数が確認することができるのと似てますね(First Page Bidとか色々あるので違うと言えば違いますが…)。
そんな便利な機能ですが、昨年までは表示回数やクリック数が概算でしか表示されず、端数切り捨て(上げ?)のため参考にするのにも、なんとももどかしい機能でした。それが上記の公式blogによるアナウンスように、実際に検索結果に表示された回数とクリック数が表示されるようになりました。
これにより規模が小さく、検索数が少ないキーワードを対策しているサイトにおいても参考になる検索クエリを見つけやすくなりましたし、クリック率の改善なども行いやすくなったのではないかと思われます。過去に遡って確認できるデータ量は、以前と同じ90日間と限定されていますので、毎月決まった日にダウンロードし貴重なデータをためていきましょう。
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