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身近にあるイノベーションに教えられたこと


この記事の所要時間: 322



こちらの道具をご存じだろうか?
文鎮にも見えるかもしれないし、人によっては何かの食べ物に見えるかもしれない。

店頭に置かれたこの道具の説明を見て驚愕したのを今でも忘れない。
そして、衝動買いしてしまったのも事実であった。



もったいぶってしまったが、なんとこの道具は、ゆで玉子の半熟加減を計る道具なのだ。
生卵と一緒に茹でることで、ゆで玉子の出来上がりを、
この道具に位置している色の変化で教えてくれる。
写真では、黄色く色付けされているニワトリのボディにあたる部分が白色へと変化する。
白色への変化の程度によって、ゆで玉子の湯で加減を計るといった仕組みだ。

原理はおそらく簡単。

ある一定の温度となったお湯に触れている時間で、
中心部分の色を調節しているのだろうと思われる。
そのため、まだ鍋に水を入れたばかりで、冷たい水の状態から玉子を茹ではじめても、
ゆで玉子をお好みの半熟加減に調理することができるのだ。

非常に小さなことだが、この部分に革新的なものを感じた。
思い出してほしい、ゆで玉子をお好みの半熟加減に調理しようとした時、
どのように行動するだろうか。

おそらく、鍋に水を入れ加熱し、水が沸騰しお湯になるのを待ち、
沸騰したお湯の中に冷蔵庫からとりだした生卵を、割れないように静かに入れる。
そして、タイマーに自分が覚えている好みの茹で上がり時間をセットする。
タイマーがないのであれば、時計を見て玉子を鍋から取り出す時間を
頭の片隅に覚えておかなければならない。

手順や道具の差はあるとはいえ、いくつかのやらなければいけない動作によって、
他に回すことができる行動や時間がとられてしまっているのだ。
この道具は、かわいいニワトリの顔しているのにも関わらず、
そんな拘束から解き放ってくれる。
しかも、季節によって変化する水温という名の季節要因にとらわれず。

この部分に凄まじいイノベーションを感じた。

今まで、ゆで玉子を調理しているときに感じる時間の拘束されている感はなんだったのか。
ゆで玉子を茹ですぎてしまい、完熟の黄身がパサパサして、
口の中の水分がすべてとられてしまうときに感じる敗北感はなんだったのか。
この名もないニワトリの道具は、すべてを解決してくれるのだ。

人はすぐに楽をすることが出来ないか模索する。

どうにかして手順を簡略化させ、少しでもサボれることができないか考える。
人間の怠惰な部分ではあるけれど、
この部分をモチベーションとして発達してきた技術、仕組みは多いのではないだろうか。

ゆで玉子を食べながら、次の名言を思い出したので引用させていただく。


士官には4種類しかいない。 1番目は、怠惰で頭が良くないタイプだ。 こういう人畜無害な人は放っておく。
2番目は、勤勉で頭の切れるタイプだ。 こういう人は 細かな点を漏れなく精査してくれるので、最高の補 佐になる。
3番目は、勤勉だが頭が良くないタイプだ。 こういう人は危険で、組織にとって脅威となる。 よって、即刻お引取り願いしかない。 組織にとって意味のないムダな仕事を生み出し続け るからだ。
最後に、頭が切れて怠惰なタイプがいる。 こういう人こそ、指揮官として最適なのである。
エーリッヒ・フォン・マンシュタイン (第二次大戦時のドイツの陸軍元帥


怠惰も建設的な方向を向いていれば、悪いとは限らない。
むしろ、常に考え続けていかねばならない。時間は限られているのだから。

以上、腰痛で寝ていることしかできなかったGWに書いたアフィリエイト文章でした。
もし、この可愛いニワトリさんが欲しくなった際は参考までにどうぞ!

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