meta タグとは
metaタグとは、HTMLファイルの中で「head」内に記述され
検索エンジンが情報を収集する際に利用されるタグの1つになります。
役割としては、文書で使用されている言語や文字コードの指定やページの説明、
キーワードなどから検索ロボットへの命令などを指示することが可能と言われております。
metaタグは、ふつうにWebサイトを閲覧する上では関係のない部分が多い箇所なので、
省略している方も多いかと思いますが、
Webサイト、ページを制作する基本として入れるようした方がよいかと思います。
検索エンジンも、metaタグを各ページごとにきちんと入れることを推奨しています。
以前では、多くの検索エンジンはmetaタグを認識し、
検索結果へ反映させる1つの要因としていましたが
metaタグを悪用したサイトが多くなったことから、
過剰な利用や不適格な利用を検索エンジンは
スパム行為と判断する要因の1つとなってしまいました。
現状では、
以前ほど検索結果の順位を大きく上げる要因とはなっていませんが
多くの検索エンジンはmetaタグを反映している箇所もありますし
検索エンジンに、ページの内容を伝える箇所でもありますので設定はしております。
いくつかの種類があるmetaタグの中で、
代表的な記述を簡易的にご紹介いたします。
(SEOを考慮した記述に関しては別記事として記載させていただければと思います)
keyword、descriptionとは
<meta name=”keywords” content=”キーワード1,キーワード2,キーワード3,キーワード4,キーワード5 …”>
<meta name=”description” content=”各Webページの文書の説明を記載します。”>
上記のように記載されHTML文書の説明やキーワードを記述しています。
該当するWebページのHTML文章に関係のないキーワードや、
対象とするキーワードをに多量に記述するのは逆効果になることがあります。
検索エンジンは、ここで記述された説明やキーワード情報を収集いたします。
複数のキーワードを記述する場合は、キーワードどうしを半角のカンマで区切って記述します。
descriptionは、100文字以内におさまるように気をつけます。
css(スタイルシート)言語、script(スクリプト)言語の指定
<meta http-equiv=”Content-Script-Type” content=”text/javascript” />
<meta http-equiv=”Content-Style-Type” content=”text/css” />
上記のように記載され、
HTMLのデフォルトのcss(スタイルシート)言語とscript(スクリプト)言語を指定できます。
ブラウザ側で自動的に判別できますが、可能なかぎり指定しておきます。
文字コードの指定
<meta http-equiv=”Content-Type” content=”text/html; charset=UTF-8″ />
上記では、文字コードは「UTF-8」を指定しています。
ブラウザが自動的に文字コードが判別してくれますが、
文字化け防止のために記述しましょう。
日本語を使用したWebサイトでは、~タグより上に記載することで
title内の文字化けを防ぐことが可能です。
上記に記載した方法や指定以外にも、
検索エンジンへの対策やリダイレクトを指定する記述や
言語、著作権を記載するタグもあります。
用途に応じて内容にそった設定、施策をとるようにいたしましょう。
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