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検索クエリとは
ここ最近、当blogに流入するキーワードにて
「seo 検索クエリ とは」という流入が多いので
検索クエリについてとりあげてみようと思います。
各ツールでの検索クエリとキーワード
Adwordsのヘルプによると
検索クエリとは、検索エンジンを利用するユーザーが
検索する際に入力する単語やフレーズのことを指しています。
検索クエリとキーワードの違いを教えてください。 – AdWords ヘルプ
http://adwords.google.com/support/aw/bin/answer.py?hl=ja&answer=68077
間違いやすいのが、ここにもでてくるキーワードになります。
Adwordsでは、広告主がAdwordsの管理ツールに設定する
単語やフレーズを指しています。
上記ヘルプにもありますが
ユーザーがGoogleにて「本 通信販売」と入力して検索します。
すると、本の通信販売を行なっているサイトの広告が表示されたとします。
広告主がAdwordsの部分一致にて、
「本 通販」と登録したものがキーワードとなり
ユーザーが検索エンジンで
「本 通信販売」と検索したものが検索クエリとなります。
Adwords以外のGoogleウェブマスターツールや
Googleアナリティクスでは以下のようです。
検索クエリ – ウェブマスター ツール ヘルプ
http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=35252
キーワード – ウェブマスター ツール ヘルプ
http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=35255
ウェブマスターツールでは、
管理しているサイトのページが検索結果上に表示された際に
ユーザーが検索した単語やフレーズが検索クエリとなります。
キーワードは、
Googleのbotがサイトをクロールしたとき
ページ単位において最も重要だと検出した単語やフレーズがキーワードとなります。
よって、サイトのコンテンツがGoogleにどのように判断されているのかを
確認することができます。
キーワード – アナリティクス ヘルプ
http://www.google.com/support/analytics/bin/answer.py?hl=ja&answer=33035
アナリティクスでは、
サイトのコンテンツに関連した単語やフレーズが検索エンジンで検索され表示し、
サイトに流入した際にアナリティクスに記録されるのがキーワードとなります。
ヘルプでの検索クエリの説明はないようです。
では「seo 検索クエリ」とは何にあたるのか?
Googleが提供するツールでのみ判断するのであれば
ユーザー側が検索エンジンに入力した単語やフレーズが
「検索クエリ」にあたるのではないでしょうか。
混同しやすい「キーワード」とは
Adwordsでは、管理ツールに広告主が設定する単語やフレーズであり
ウェブマスターツールでは、Googlebotがサイトやページのコンテンツから
重要であると判断された単語やフレーズとなります。
検索クエリからSEOを行うのであれば
Adwordsやウェブマスターツールの検索クエリや
Googleアナリティクスのキーワードで
「ユーザーが必要としていることやもの」を読み解き
サイトやページのコンテンツを用意していくものになるかと思います。