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ローマ法王に米を食べさせた男を読みました


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今年(といってもまだ少しありますが…)、読んだ書籍の中で一番面白く感じた書籍でした。改めて、行動することの大事さ、発想には限界がないこと、諦めないでやり遂げることを学び直すことができました。

この書籍を知るきっかけとなったのは、テレビ東京系列で放送されている「カンブリア宮殿」で、高野氏を放送された時です。



2012年11月15日放送 石川県羽咋(はくい)市役所職員 高野 誠鮮(たかの・じょうせん)氏|カンブリア宮殿:テレビ東京

著者である高野誠鮮氏は、東京にて11PMなどの人気番組にて構成作家をした後、石川県羽咋市の公務員(僧侶も兼業)となり、限界集落である地域の復興に邁進されている方です。
高野氏が行った代表的な施策を一部あげると、お米のオーナー制度の案内を世界の各通信社にバンバンFAXしイギリス領事館員がオーナー第一号に、神子原という地名繋がりでローマ法王に米を食べてもらう、人工衛生で美味しいお米を探す、農家を集めて直売所の会社を立ち上げさせる、UFOで町おこしをするために本物のロケットを買う、などがあります。これでも一部です。公務員としては明らかに普通ではない仕事ばかりの印象を受けます。将来、カフェを開きたくて移住してきた若夫婦に対して、古民家を階層してオープンさせた神音カフェなんて行ってみたくてたまりません。

神音カフェ かのんかふぇ – 羽咋市その他/カフェ [食べログ]

普通ではない仕事や行動ばかりすれば、限界集落を救えるわけではありませんが、限界集落になってしまった今の現状や局面を打破していくためには、やはり普通ではないことが必要なことがあります。むしろ、この書籍を読むと、その「普通」という概念にすら疑問を感じざるを得ません。結果的に、高野氏が発信となり動き出す様々な施策のほとんどは成功するのですが、成功したのも諦めずに成功するまでやりきるからです。限界集落から町が復興していく様子は涙なしには読めませんでした。

1%の可能性があるならやる、失敗を恐れずにやる、自発的にやるようにさせる、ビジネスにおいても子育てにおいても大事なことばかりを改めて勉強でき、定期的に読み返したくなる一冊となりました。


レバレッジメモ


・実際に動き出すのはいつですか?誰ですか?
天井の電球が切れていて、それを下から見てみんなで騒いでも灯りはつかない。誰かが電球を取り替えないと明るくはならない。

・対症療法と根本治療
痛ければ鎮痛剤を与え、痛みの原因を取り除こうとしない。将来を憂えてばかりでは何も変わらない。

・動くということ
指は動かさないで5年も放置すると痩せていく。運動させると血液に含まれる栄養が周りの細胞に届く。

・人体主義
右手と左手はケンカをしない。ノコギリで左手を切り落として、ライバルがいなくなってよかったよと言わない。痛みは全身に伝わる。そして、全体で元に戻そうとする。

・失敗例を調べる
成功例は参考にならない。

・何回も失敗する
誰でも自転車の補助輪を初めてはずした時はひっくり返る。怪我をする。痛い思いを何回もする。そして初めて乗れるようになる。

・まずは、やって見せる
どうしたら人は動くのか。まずは自分がやって見せて、今度は相手にやってもらって、納得してもらわないと人は動かない。

・体験を共有する
人は意外性のある体験をすると、別の人を連れてきて同じ体験をさせたがる。それで相手が驚くと嬉しくなってくる。

・ブランド品を生んだロンギング効果
人は自分以外の人が持っている、飲んでいる、着ているものを欲しがる傾向にある。その人の影響力が強ければ強いほど。ロンギングとは憧れ、切望という意味。

・売りたいときに売らない
希少価値がある方がブランドとしてのありがたみがでる。イニシアチブを握る。

・商品にストーリー性を持たせる
買った人はなぜこれを選んだか。人にその物語を話したくなる。少しだけ自慢したくなる。人の心の動きを狙う。

・知→情→意
人は、知→情→意の順番で動く。「知」は、知恵=情報。情報が目や耳から入って「情」=心が動く。そして「意」=行動になる。人を動かすには、目や耳から情報を入れてあげる必要がある。

・可能性の無視は、最大の悪策
人間は非常に狭い知識と知識で物事を判断してしまう。やりもしないうちから出来ないと思い込んでしまう。1%でも可能性があるならやってみる。

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