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ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめを読みました


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ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える
「ファンクショナル・アプローチ」のすすめを読みました







著者の横田氏はファンクショナル・アプローチやバリューエンジニアリングという手法を用いて
様々な公共事業の問題の改善をおこなってきた方です

日常生活や仕事にて、大きさは異なりますが問題に直面いたします
その問題を解決するときに重要になるのが、問題に対する視点がとりあげられます



サービス、ビジネスやどんな問題にも必ずファンクション(または機能)があり、
ファンクショナルな視点から状況を正しく分析し、本質から考えることで問題を解決していくという
ノウハウが本書にはつめこまれていました


早速、業務にとりいれたところ、全てを実践できたわけではありませんが
視野を広げたり、視点を変えることによって
いままで見つけることができなかった改善点を発見することができるようになったと感じます

SEOにおいてもリスティングにおいても、
はたまたサイトデザインやAI、構築においても問題というのは少なからずあり
その問題を解決するために、この手法を使うのはとても有効的だなと思ったしだいです

まだまだ、慣れない手法ですが徐々にとりいれていき、改善手法の形としていければと思います


レバレッジメモ


問題解決のための方法論には共通のフェーズがある。
1,問題の認識
Identification
2,改善点の特定
Specification
3,解決手段の選択
Selection
4,解決手段の適用
Utilization
5,改善効果の評価
Evaluation

ISSUE分解。
5つのフェーズがすべて実行されることにより、初めて問題が解決したことになり、
どこか1つでも実行されなかったり不十分であれば問題は解決したことにならない。

問題を認識するにはファンクショナルな視点を身につけ、問題を早期に発見する
・短期的に現れる変化から問題を知る
・わずかに現れている兆候から問題を見つける
・事前に問題の発生を察する

改善する部分を特定する
解決手段ばかりを考えるのではなく、改善点に大きなヒントがある。
解決手段の多くは成功例や失敗例といった前例や事例などにあり、問題の「外」にある。
改善点は問題の「内」にあり、現状をよく観察し、調査分析や仮説検証することによって少しずつ見えてくる。
・固定概念にしばられず、前回と違った方法を試してみる
・手段にこだわるのではなく、改善点に焦点を当てる
・「見落とされている改善点」を探す
・過去を手放し、未来のあるべき姿から発想する

解決手段の選択
今まで正しいとされていた方法であったとしても、もっと他に別の方法がないか考える。
何のため?誰のため?の方法なのかを理解することが必要。
原因を追求して過去を思い出すよりも、目的を追求して未来に目をむけ、その未来にどんな最終目的があるのかを考える。

改善点を見つける5つのアプローチ法
・仮説検証法
 客の入りの悪い店舗で「何が原因で客が入らないのか」について仮説をたて「原因」を取り除く。
 客の入りに変化が現れたら、それが原因になる。
・品質管理法
 客の入りの悪い店舗だと客の入りが悪くなった時点にさかのぼり、
 その頃に何か替わったことがなかったかを探る方法。
・情報解析法
 データを収集し、個々の要素の相関関係から改善点を掘り起こす方法。
・類型置換法
 過去の事例をパターン化し、類似のパターンに当てはめることで改善点を導こうとする手法。
 客の悪い店舗では、雑誌や書籍、他店の成功事例から適当なものを選びだし、
 そこから改善点をみつけだす。
 ポイントは、過去の経験の質と量。
・機能分析法
 問題の対象を徹底的に分解し、抽象化された言葉に変換し、
 再構築することで改善点を浮き彫りにする方法。
 客の入りの悪い店舗だと、店舗の現状を機能に置き換え、
 その機能が「何のために」あるのかを、繰り返し追求していく。
 「対象から機能を抽出する」ことが他の技法になく、
 機能本位に考えるアプローチ方法であることからファンクショナル・アプローチといえる。

ファンクショナル・アプローチで視点を変える
直面している問題も単なる結果で、これらのものは全て「何かを表現するための手段」である。
手段を徹底的に調べることで、その背後にある目的が明確にすることができる。手段から目的へ、部分から全体へと意識をかえる。


解決すべき対象を認識する
・何で構成されているか、どのようなプロセスか?
・誰が顧客か、使用者か?
・どのような役割が必要か?
・どのような問題が発生しているか、制約があるか?
・コストや時間をどのくらい費やしているか?
問題を含む全体をファンクションに分解し、再構築する


ファンクショナル・アプローチは「準備→分解→創造→洗練」の手順で考える

準備

ファンクショナル・アプローチに必要な5つのツールと5つのヒント

5つのツール
・解決しなければならない問題
・小さな付箋紙とペン
・一緒に手伝ってくれるメンバー
・まとまった時間
・解決への情熱

5つのヒント
・相手の立場で考える
・機能の視点で考える
・過去ではなく未来で考える
・メンバーとともに考える
・価値を高めことを考える


分解

手段を徹底的に調べることで、その背後にある目的が明確にすることができる。
手段から目的へ、部分から全体へと意識をかえるために分解していく。
ファンクションを(◯◯を◯◯する)の「名詞+他動詞」で表現する
パーツには特徴があり、形状、色彩、配置や組み方、動き、言葉などあらゆるパーツからファンクションを抽出する。
そのパーツが使用者に対して果たそうとしているファンクションを定義する。
否定刑、提供者の希望、複数のファンクションをまとめた表現は使わない。

付箋紙を使ってファンクションを整理する
・ファンクションを付箋紙に書く
・適当なファンクションを選び、その目的を探す
 何のためか?上位機能は何か?何をするために必要か?
・上位ファンクションを確認する
 Aが必要なくなればBも必要なくなるか?
 BはAの達成に役立っているか?
 もしBが機能しなければAはまだ機能しないか?
・さらに上位ファンクションを探す
 なければ追加する
・残りのファンクションをすべて関連づける
 無駄なファンクションは取り除く
・全体をひとつにまとめる
・不足ファンクションを追加する
 Aを達成させるために必要なものはB1とB2だけでいいか?
 B1とB2だけでAを達成させることができるか?
 Aを達成させるために他に必要なものがあるとすれば何か?
・キーとなるファンクションを見つけ、インプット量とアウトプット量を把握する

創造

「過去の再現化」ではなく「未来の具体化」により解決手段を得るために創造的作業が必要。
5つのアイデア発想技法
・経験則を利用してヒントを得る
・分析結果を利用してヒントを得る
・類似性を利用してヒントを得る
・感受性を利用してヒントを得る
・偶発性を利用してヒントを得る
 出てきたアイデアの有用性をチェックし、グルーピングする。

洗練
創造したてのアイデアを練り上げ、熟成させてはまた練り上げる。
練り上げることで利点を見つけては伸ばし、欠点を見つけては取り除く。
・利点をみつける
・利点を伸ばすアイデアを創造する
・欠点を見つける
・欠点を取り除くアイデアを創造する
・追加されたアイデアを取り込み、新しいアイデアにする
・さらに利点と欠点を見ていく

最後に、印象に残った一文


品質が欲しければ、品質を測るな。機能性を評価せよ。

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