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第1回インハウスリスティング広告支援セミナーに行ってきました


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第1回インハウスリスティング広告支援セミナーに行ってきました


株式会社ロックオンのセミナールームにておこなわれた
第1回インハウスリスティング広告支援セミナー」に行ってきました。

リスティング広告業界では専業の方でも
同じ会社で数年間続ける割合は2~3割と低く、
転職したとしても、同じリスティング広告の仕事をするのは、
その半分になってしまうくらいの業界のようです。



そんなリスティング広告という業務を
社内で運用するためには、どのようにしたらよいか、
また、国内企業のマーケッターの重要性を再認識し
地位向上させるためにはどのような働きかければいいのか。

インハウス化したい方の情報共有や課題解決、
担当者どうしの横のつながりをつくるための場として
開催に至ったとのご説明をいただきました。

確かに、インハウスで施策を行う担当者は孤独なことが多く
リスティング広告に限らず、インハウスで行うSEOでも同じように
孤独を感じるかたも多いのではないかと思います。
(インハウスでやるならSEOとリスティング広告を分けて考えるは違和感がありますが…)

今回は、そんな孤独なインハウスマーケッターに、
貴重な場をいただきありがとうございました。

セミナーは3部構成となっており、
1部はゲストであるアナグラム株式会社の阿部氏、TATEITO株式会社の橋野氏と
ファシリテーターとして株式会社ロックオンの一木氏による
リスティング広告戦略立案のディスカッション、
2部はセミナー参加者によるグループディスカッション、
3部はあらかじめセミナー前に募集していた質問項目に対して
プロフェッショナルである前述の3名の講師の方々にお答えいただくという
プログラムを2時間で行うという非常に濃密な時間でした。

2部のグループディスカッションにて、
普段の業務では考えることがないビジネスに対しての
戦略立案、キーワード選び、広告文作成が楽しかったのはもちろんのこと、
3部にて、疑問に感じ答えを出すことができなかった質問に対し
明確にアドバイスをいただけたのは、業務改善のヒントになっただけでなく
心の荷が軽くなった部分が大きかったです。

3部の質問内容に関しては、業務に置き換えてお聞きしていたので
主観が多く入ってしまうと思うので割愛いたしますが
1部のディスカッションがとても大事な考え方だと感じたので
メモ内容をご紹介させていただきたいと思います。

※質疑応答に関しては、
アナグラム株式会社 阿部氏のblogであるsem-labo.net内にて、
補足含めご解説いただいており、大変参考になるかと思います。

経営層からの圧力による特定キーワードの上位表示固定化の指示をどうかわせばいいのか?など、インハウスリスティング広告セミナーが大変面白かったので少し書いてみる。
| SEM-LABO


「実践的!リスティング戦略の土台を作るために」
リスティング戦略の土台を作るための4つのポイント

阿部氏・橋野氏によるリスティング広告戦略立案のディスカッション

1、他社サービスとは違うユニークな特徴を見つける


マトリックス、ポジショニングマップをつくり、他社サービスとは違う点、
自社サービスの強みになる点を徹底的に洗い出すこと。
洗い出した上で、どのような戦略をもってデジタルマーケティングに挑むのかを決める。
小手先のテクニックも存在するが、戦略に基づく広告配信が大事。

戦略、状況を作ること。
戦術、状況を利用すること。

代理店の場合、戦略立案に時間をかけられないことが多い。
事業戦略にそった戦略立案に時間をかけることができるのがインハウスでの強み。

2、その特徴がお客様にとって魅力的な点


自社サービスと他社サービスを比較し、明確な強みを洗い出せたとしても、
その強みがお客様にとって魅力的でなければならない。
どのような側面から見れば、強みを魅力的に見せることができるのか。

口コミ、お客様の意見を参考にする。
ソーシャルメディア、Q&Aサイトなどで、商品がどのような使い方をされているのか、
運営側が把握していない需要がないかチェックする。
アンケートは意見と実際の行動が違うことが多々あるので取り扱いに注意する。
ユーザーが行動したデータを見ることができるのがデジタルマーケティング。
アクセス解析などで実際のユーザーの動きを把握する。
サイト内検索でのクエリや、リマーケティングの配信期間などでわかることも多い。

3、その特徴を明確に伝えることができる


どのような表現方法であれば、ターゲットにより深く、
より明確に届けることができるのか。

機能に対してのベネフィットをあらわす。
ターゲットがよく読む雑誌内や、雑誌の中吊り広告にはヒントがたくさん落ちている。

ユーザーの体験を入れると、
「この商品を使ったらどういう気持ちになるのか」を想像しやすくなる。
「ハッピーになりたい」ということをハッピーという言葉を使わずに
どのように表現したらよいかを考える。

広告文の表現方法としては、
・王道型
・刈り取り型
・提案型
・リスクヘッジ型
・目をひく型(GDNなどに活用)

どのような広告文であればターゲットに刺さるのか、
表現方法を変えてテストする。

4、誰に提供するのか


事業者、SEM担当者、現状のお客様も、
実際はどこが本当のお客様なのかわからない。

商品のターゲット像を明確にした上で、
そのターゲットがいなくなった時のことを考えて一度ターゲットを広げること。
ターゲットの範囲を広くとり、その中で優先順位をつけて訴求していく。
ここでも、データドリブンでデータに基づく意思決定をする。


感じてたこと、感じていること


まず、リスティング広告のセミナーとしては、ここ最近で一番面白い内容でした。
リスティング広告を運用する上では、今回のセミナーで取り上げられた部分である、
戦略立案が非常に重要だということが再確認することが出来ました。
戦略は、「状況をつくること」とありましたが、この状況というのは、
リスティング広告でいうところのアカウント設計になるのではないかと思います。

リスティング広告では、アカウント設計の良し悪しが成果に繋がる要因の多くを占めます。
インハウスでの運用は、アカウント設計の元となる戦略立案に時間を割くことができ、
サービスに対する知識も豊富なので、非常に有効なメリットとなりえます。

広告の運用においても入札管理やキーワードの追加削減も
リアルタイムに行えるためビジネスの状況に応じた柔軟なビット対応をすることも出来ます。

ただし、グループワークでも見えましたが、
インハウスでの担当者は普段の業務にのめり込みすぎているためか、
戦略立案においても近視眼的になってしまいがちかもしれません。
また、リスティング広告以外にも兼務している業務が多いと、
運用においても時間を割くことができず、
結果として成果を伸ばし切れない状態にもなりがちです。

社内で完結することが理想なのかもしれませんが、
どうしても社内にて人、モノ、金、情報に代表されるリソースが不足しているのであれば、
インハウス支援としてスタート時だけコンサルタントに手伝ってもらうとか、
自動入札ツールに頼るのも手段として十分アリではないかと感じます。

社内での地位が低く、またリソースがないのであれば
外部との協力し成果をあげて地位を上げること。
ビジネスにおいてのデジタルマーケティング予算を増やしてからの
完全インハウス化へ舵をとることも状況によっては大事ですし、
これから増えていくのであろう手段なのではないかと強く感じました。

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